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介護や農業支える外国人、識者「日本社会は外国人材なしに成り立たない」…人口減で「共生」の時代到来

  • 執筆者の写真: ny akhr
    ny akhr
  • 1月6日
  • 読了時間: 2分

[共生のかたち]<1>

 在留外国人は過去最多を更新し続けており、日本人が外国人とともに暮らす時代が本格的に到来した。貴重な労働力として期待される一方、一部の不法行為などを受けてSNSでは排外主義的な主張も広がる。分断ではなく、共生の道がどこにあるのかを探る。

 「ゆっくりのみ込みましょうね」

 石川県能登町の特別養護老人ホーム「こすもす」。フィリピン出身の介護職、ブドド・マリー・ジョイスさん(34)が入所男性に日本語で優しく語りかけながら、スプーンでおかゆを口に運ぶ。その様子を、経験が浅い技能実習生ら3人が傍らで見守った。

 ホームの運営法人は、2021年からフィリピンとミャンマーの人材の受け入れを始めた。24年1月の能登半島地震や同9月の豪雨で地元従業員が被災し、この2年で約30人が離職。地元で求人を出しても集まらない一方で、両国の人材は増え続け、現在は介護職のほぼ半数の26人を占める。法人の紙谷靖博理事長は「人手不足は死活問題。外国人材は業務を維持するのに不可欠だ」と強調する。

 外国人職員たちはホームそばの寮で暮らし、施設側も外部講師を呼んで日本語を学ぶ機会を設けたり、買い出しのため車を出したりして生活を支える。ブドドさんも「待遇も良いし、先輩が親切に指導してくれるので、とても働きやすい」とほほえむ。

 厚生労働省によると、23年度の全国の介護従事者は212万人で、前年度から初めて減少に転じた。高齢化の進展で40年度には272万人が必要と見込まれるも、57万人が不足すると推計される。


 
 
 

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